《幽玄庵》05憑依現象と霊障(霊的障害)

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Compass of Mind and Soul《 幽玄庵 》

《憑依現象と霊的障害》 spiritual trouble

浄化や昇華ができずに幽界から霊界へ行くことができない霊が、行き場が分らないままに現実界に戻り、人間や動物に取り憑く現象を憑依現象といい、憑依されたことによって起こる不幸なできごとを霊的障害(霊障)といいます。

■〈憑依現象の種類〉

● 人霊
憑依現象の中でも最も多い象例です。憑依には「死霊現象」と「生霊現象」があります。
「死霊現象」は、取り憑いた人の思考回路を緩慢にして意志の力を弱めさせ、行動を支配して事故や病気や精神的な苦痛を引き起こします。
「生霊現象」は、特定の人に対しての執着、恨み、怒り、嫉妬、僻みなどが高じて、呪念となって取り憑いた人に影響を与えます。

● 動物霊
日本においては、古来より憑依といえば動物霊のことを指していて、狐、狸、蛇、犬、猫、猿などが憑依霊の主流とされていますが、西洋文化圏では実際の動物が憑くとは考えてはいなくて、人霊や自然霊などが動物に姿を変えて表現されたものと考えられているようです。
現象は、その動物のイメージに合った異常行動や気質が、取り憑かれた人の性格の変化となって現れます。動物そのものが憑くのではなくて、動物霊とされるものの実際は動物霊の背後に隠れている「実体」があります。

●自然霊
現実界に存在するとされる人霊や動物霊以外の、現実界に肉体を持つことがない霊的存在のことで、自然界に存在する「石」や「樹木」などに由来する霊のことです。
憑依現象には、異常な臭気が漂ったりラップ音や足音などの前兆があります。憑依されると、ポルターガイスト現象などの怪奇現象に遭遇したり、心身が支配されて憔悴し、性格や人格、顔付きや言葉などにも変化が現れることや、運に見放されて物事がうまくいかなくなってしまったり、身体的に痙攣や硬直や麻痺の他、病気として症状が現れることがあります。

■〈憑依現象の防御〉

憑依する霊は、昇華できずに霊界へ行くことができない霊なので「憑依霊」の持っている波動そのものは高くありません。その「憑依霊」に取り憑かれるということは、取り憑かれた人の波動も低いということです。波動の低い者同士だからチャンネルが合ってしまい、憑依されるということです。
防御するには、一つはミステリースポットなどの「危ない場所」には近づかないということです。もう一つは「憑依霊」防御の最良の法で、自己の欲望を優先させることなく感情や心を安定させることで、常に「感謝」と「反省」の気持ちを忘れないことです。
心身共に鍛錬して、精神(魂)力を高めていて波動が安定している人には、憑物を恐れたり除けたりする必要がありませんので、「憑依霊」のほうが近寄ってきません。