《幽玄庵》01-「方位」の定義と偏角の補正

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Compass of Mind and Soul《 幽玄庵 》

方位の定義

■真北とは

■磁北とは

■ 偏角の補正

太古の昔、コンパス(磁石)がまだ発明されていない時代には、人々は太陽や星の位置から方角を見つけていました。コロンブス達が果敢に冒険に挑んだ大航海時代も、星の位置から方向や距離を決めていました。
古来、太陽の位置により方位が定められていましたので、私達の住んでいる北半球で北と言えば極北(北極点)のことで磁北ではありません。
かりに磁北を北としてしまうと、磁北の近くでは、磁北が地図上の南を指すという奇妙なことが発生していまいます。

占術家のなかでは、「移動の方位=北極点」「家相の方位=磁点」とするのが一般的だとされていますが、流派によっては「移動も家相=北極点」であるとか「移動も家相=磁北」とそれぞれが、それぞれの考え方を説いています。
ここで一考いただきたいのは、そもそも、方位や家相という概念は中国で発祥した「八卦」や「易」の概念が根本理念となっています。
それらが生み出された時代は、交通手段は徒歩か馬や牛しかなくて、自動車や電車や飛行機どころか天動説がまかり通っていて、南半球の存在などは無視されていた時代です。
その当時の考え方を、原書や原典そのままに現代に当てはめる事は、あまりにも無謀といえるのではないでしょうか。
例えていえば、昔ならほんの数10キロ進む(移動)にも徒歩でなら数日掛かったにも関わらず、今日では交通手段によってほんの数分で移動が可能です。

もう一点、地図は平面に書かれたものですが、現実の地球は球体をしています。
事実、地球のような球面上の方位は、ふだん地図で見ている方位とは、かなり異なったものとなります。実際に日本(東京)からイギリス(ロンドン)をみると北北西の方角で、逆にイギリス(ロンドン)から日本(東京)を見ると北北東になり、正反対の方位ではありません。なぜなら、地球は丸いからです。